みんなの洗濯体験記

ウォッシャブルなコートを洗濯しボリュームダウンに


35歳のWebライター主婦です。私は時間とお金の節約のため、極力クリーニング店は使用しないようにしています。(時間の節約、というのは住んでいる場所が田舎のために、クリーニング店がかなり遠いのです。行って帰って来るだけで結構時間
がかかってしまうし、万が一まだできていなかった!と言う場合は手ぶらでトホホと帰ってくるしかありませんので…。)

と言うわけで、新しく衣類を購入する際には、お値段の次に自宅メンテナンスが可能かどうか、という点を重視します。どんなにきれいな服でも、クリーニング店でしか洗えないという表示がついているものは、ばっさり購入を諦める…そういう心意気がついて久しいです。

ウォッシャブルなダウンコートを洗濯、ぺしゃんこに。乾燥後に復活を期待

そんな私ですが、数年前に失敗を犯しました。10年前に百貨店にてダウンコートを買おうと表示を見た所、「洗濯機洗い可能」とありました。これはいい!と思い、4万円のそのダウンコートを購入したのです。そして冬シーズンが終わり、何だかお気に入りのダウンコートも、表面のチョコレート色がやや汚れたな…と感じられました。ある晴れた日に、よし今日はひとつダウンコートを洗うぞ!と意気込んで洗濯機へ。もちろん洗剤はおしゃれ着洗剤です。

コート裏地の表示にあった通り、低温洗い・脱水は弱め、との洗濯機設定で「おしゃれ着コース」を選択。他の物は入れずにコート単品で回しました。終了後、ごく軽く脱水をかけただけのコートは、それまでのフカフカぶりが見る影もなく、ぺしゃんこになっています。

「これを、日陰で平干しにせよ、とのことだわ!」干し方もまた、私は表示通りに行いました。私のコートは、幅が少し細めのレイヤー間に羽毛が入っているタイプのダウンです。その、中の羽毛が濡れて片方に寄り固まっているため、いつもの存在感は失われて、見るからにぺらぺらの印象になっていました。「まあ、きちんと乾かせば元通り復活するはず!」と、私は信じてやまなかったのです。

夕方、全ての洗濯物をベランダから取り込んで、平らに干したコートを手に取ると、「あれっ?」と妙な感触がしました。 その日はかなり天気がよく乾燥した日で、他の洗濯物はぱりぱりに乾いていました。ですが、コートだけは力のないまま、ぺしゃんこにつぶれているのです。

「乾ききっていない…?まあ、重いアウターなどは、今日みたいな日でも乾くのが遅いのかもしれない。明日も続けて、陰干ししてみよう。」そう思いなおしました。

ところが翌日、同様によいお天気の中で干してみても、コートのふかふかとしたボリュームは復活しないのです。洗った直後や、前日と比べれば確かに少し復活してはいるのですが、購入時のいかにもあたたかそうだった存在感は消えていました。

どんなに干してもボリュームは戻らず。中の羽毛もどこからかでてくるように

「…!!何これ、詐欺じゃない!家で洗濯できるっていうから買ったのに!」

私は歯ぎしりしたい気持ちでした。それでも仕方なく、寄り固まった内部の羽毛を手でほぐすようにし、できるかぎり形を整えてから整理して、着用しています。それが10年続いているのですが、ここ数年は中の羽毛が洗濯のたびに何本も出て来るようになってしまいました。いつも単品で洗っているので、他の衣類についてしまう…という心配はないのですが、困ったことにどこからその羽毛が出ているのかわからないのです。非常に細い羽毛なので、ごくごく小さな針穴のような部分からでも、出てしまうのでしょう。穴のほつれを直したいのですが、壊れた部分がわからないことにはどうしようもありません。

こんなどうしようもないコートなのですが、それでもついつい「今年もまだ行けるわ!」と着てしまっています。新しいものを買うのが難儀というだけかもしれませんが、こんな私の方が、コートよりよっぽどどうしようもないのかもしれません。

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